【夏に向けての準備】EMSは効果ない?痩せることはできない?そんな疑問を解消します!

こんにちは、ムジョーです。

年末年始や夏前の季節には、いつだってダイエット需要が高まります。

このページをご覧いただいている方もそういったお悩みを抱えて、痩せたいという思いでEMS機器を検討されているのではないでしょうか?

 

でも実際に効くのか?

そんな不安や疑問をお持ちの方のために、今回はそこにフォーカスしたいと思います。

ムジョーとは何者か?

元 EMSを用いたトレーニング・美容機器の商品企画・開発者。
現在は、関連分野の技術解説の解説者としてブログ運営中。

話題沸騰中のSIXPAD新製品
まとめ

・EMSは論文でも記載があるように【筋肥大】の効果が期待できる

・筋トレの技術なので【脂肪が減るわけではない】という点に注意

・EMSに許される効果表現は筋トレのみ

・EMSしながら有酸素運動ができる商品もあるので、効果的に運動することを考えてもよい

そもそもEMSとは?

EMS は Electrical Muscle Stimulationの略。 (日本語にすると電気的筋肉刺激)

微弱な電気信号を流すことで、自分の意思とは関係なく筋肉を動かす技術。(不随意運動ともいう)

元は身体麻痺の治療といった医療行為や低周波治療器でもお馴染みの技術ですが、近年ではトレーニングなど医療以外の目的にも応用されています。

 EMSの特徴として、筋トレで追い込まないと鍛えられない速筋(瞬発力のある太い筋繊維)を狙い撃ちできるというボディメイク向きの技術でもあるというところ。

 日本では2000年頃。『アブトロニック』などの腹筋ベルト型の商品が楽して痩せられるなどの触れ込みでテレビの通販番組を中心に人気を博しました。

その後、2015年に発売された『SIXPAD』(株式会社MTG)を皮切りに、再びEMS機器の人気に火が付いています。

 中でもSIXPADの特徴は、電気刺激の周波数を20Hzにしたトレーニングプログラムが組まれていること。

監修されている京都大学名誉教授の森谷敏夫氏の研究成果で、もっとも効率的に筋肉を鍛えられる周波数が20Hzとなっているとのこと。

実際、他社のEMS商品との体感の違いも感じられるのでSIXPADの強みの一つなのでしょう。

EMSで痩せるのか?

結論から言うと、EMSは「筋肉を鍛える」ので、脂肪がなくなるわけではないという事です。

ダイエットでは運動だけすればよいのか?

という議論もよくありますが、運動での消費カロリーなどたかが知れています。(ジョギング30分で200~300kcal程度)

脂肪を減らすのであれば、摂取カロリー以上に消費カロリーを増やす必要があります。

つまり、食事を減らすことで摂取カロリーを減らす & トレーニングを通じて消費カロリーを増やす 必要があります。

そして、消費カロリーを増やすために筋肉を鍛える。そのためにEMSという技術は有用と考えます。

普段、トレーニング習慣がない人などには、まずは筋肉を増やすということで手軽に始められるのでお勧めです。

しかし、EMSも【トレーニング】ですから、軽めでは効果がありません

しっかり、筋肉が動くことを感じて、筋肉の縮む力で少し苦しいくらいの負荷をかける必要があります。(EMSの電気レベルをあげて)

ここで、注意点としてはピリピリ皮膚が痛いのとは違うという事。電気が筋肉ではなく皮膚に影響してるので水分量を増やしてみてください。(例えば、使用予定箇所を軽く水ふきする)

 

ちなみに、低周波治療器とは違うので肩こり解消を目的には売られていません。(薬機法の都合)

しかし、肩用のEMSなどは肩筋肉をしっかり動かし、運動ができます。

怠けて固まってしまっている筋肉をしっかり刺激して動かしてあげるのは、良いことだと思います。

 

ネットや口コミを見ると、効かないなんて言われる方が良くいらっしゃいます。

それも、ダイエットがうまくいかない方だけでなく、しっかりと筋トレをされている人まで様々。

効かないという人たちの誤解

でも私は、そういった方々はEMSについて誤解をされている様に感じます。

いくつか、その事例をご紹介します。

 

①電気が弱くて効いてる感じがしない

これは、いくつか可能性があります。

・肌水分量が少なくて電気が弱まっている。

・装着部位が悪い(運動神経から遠い)

・脂肪が厚くて電気が通らない

とくに、脂肪が厚いと感じる方は、位置を変えてみてください。例えば、腹筋であれば、股関節に近いあたりなど、脂肪の薄いところを探してみてください。

 

②ぴくぴく動くだけで筋肉が育たない

これは、申し訳ありませんが使っている商品が悪いかもしれません。

トレーニング効果を出すためには、持続的に筋張力を発揮し、収縮をしっかりさせなければなりません。

そのためには、強縮・不完全強縮という状態になる周波数が必要になります。

体感としては、ぴくぴくではなく、ギューっと長く縮む感じです。

この状態になるのは大体20Hz前後の周波数より高い必要になります。

SIXPADで20Hzを強調されているのもこういった背景があります。

また、もう一点繰り返しになりますが、適切な電力を使ってください。弱いと筋肉の動きも弱まります。

 

EMSは論文でも効果が実証され、国際的にも注目されている立派な技術です。

安心して試してみてほしいと思います。

EMS効果なし?というニュースの答え

消費者庁から「EMS機器の販売事業者4社に対する景品表示法に基づく措置命令について」というお知らせが、令和2年3月31日に出されました。

https://www.caa.go.jp/notice/entry/019482/

この消費者庁の対応のポイントは景品表示法に基づくという点です。

対象として挙げられている各商品の広告では痩身効果があるという様に記載されており、その点についてメスが入れられました。

消費者庁の結論としては、「当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものとは認められないものであった。」とされ、EMSは効果がないという様に発信されている方が多くいらっしゃいました。

しかしながら、EMS機器は医療機器ではなく【雑品】のカテゴリになります。

そして、EMS機器で許される広告表現は筋肉のトレーニング効果だけになります。

瘦身効果は表現の許される範囲の外であり、また仮に裏付けできる資料が出てくる場合、身体に対する影響の観点から医療機器として申請する必要も考えられまる。

まとめると、EMSの効果表現は「筋トレ」しか許されていないので、それを超えるとこのように指摘されることになります。

筋トレ+有酸素

最新のSIXPADの商品でPowersuit Absという商品ががります。

これが腹筋しながら走るという面白いコンセプトで打ち出してますね。

 

手軽に効率的に鍛えるという点では面白いアプローチだと思います。

最新の商品は、ジェルなしでずっと使えるし、携帯性も向上したので、ぜひおすすめしたいと思います。

ちなみに私はパンツタイプを履きながら1時間程度ウォーキングしましたが、ハムストリングが筋肉痛です。

※パンツタイプは電気で勝手に筋肉が動くので、歩行時のバランスを崩す可能性があります。ご注意下さい

 

腹筋しながら有酸素運動を!

 

ヒップと太ももを効率的に鍛え、理想のボディへ。

 

いかがでしたでしょうか

みんなで筋トレ、ダイエット頑張りましょう。

 

 

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