日本での展開は未定ですが、Xbodyから新サービスのリリースがありました。
EMSを活用したトレーニングジム大手のXBody から新たなEMSウェアが登場。
DRY-TECH システムにより、EMSスタジオだけでなく、顧客にもメリットをもたらす新しいソリューションを開発。
2022年10 月と 11 月に開催される DRY-TECH ロードショーで関係者に公開予定。
Xbodyとは?
「X body」とは、ヨーロッパを中心に展開されている全身を鍛えるためのエクササイズサービスです。従来のトレーニングとは異なり、専用のEMS機器を使用し、筋肉に電気刺激を与えながらトレーニングを行います。
専用のトレーニング用のウェアには、胸部、背部、腹部、腰部、および下半身の筋肉を刺激するための電極が付いており、トレーニング中に電気信号が全身の筋肉に送られて刺激されます。
トレーニングは、専門のトレーナーによってEMSの操作をしてもらい、全身に電気刺激をしながら腹筋など様々な運動を同時に行います。それによって、通常の運動より高負荷なトレーニングが体験でき、短時間でも高い効果実感が得られます。
DRY -TECHシステムとは?
従来のEMSウェアは水を使って電気を流れやすくしていました。
今回は、その水が不要となり、着用時の面倒な手間、不快な冷感を無くしたシステムです。
ドライウェアとドライスーツはどちらも既存の製品やアクセサリーと互換性があるとのことです。
Drywear
XBody EMSスタジオスーツをドライスーツに変身させる新しいタイプのアンダーウェアです。
アンダーウェアに組み込まれた導電面により、完全なインパルス伝達が保証されます。
すべてのテストで、インパルスの伝達は、刺すようなインパルスなどの問題が発生することなく、十分な体感が得られたそうです。
このウェアにより準備の手間や途中の水乾燥による通電不良などの影響がなくなり、冷感も無くユーザーにとってもトレーナーにとっても有用となります。
スタジオ オペレーターは、XBody ウェットおよびドライテクノロジーを個別に、または組み合わせて使用することができます。
EP3858423A1
関連する特許もすでに公開されています。
公開番号:EP3858423A1
出願人:XBody Hungary Kft
出願日:2021-01-29
公開日:2021-08-04
【要約】
この発明は、電気筋肉刺激衣服の下で着用する下着の装置に関するものであり、少なくとも1つの電気伝導経路部分を含む下着素材を貫通する電気的に導電性のある部分が、背面の下着素材上の電気インパルス受信面と、身体側の下着素材内側の電気インパルス発生面を含み、電気インパルスを電気インパルス受信面から電気インパルス発生面に伝導するために設計されている。この発明は、少なくとも1つの電気伝導経路部分が下着素材に面的に一体に統合されていること、およびこのような下着装置と電気筋肉刺激衣服との組み合わせ、およびそれに関連する使用を特徴とする。
DrySuit
家庭用のモデルとして展開するようです。
日本では、SIXPADのPowersuitなどが先行していますが、Xbodyからも家庭で自分専用のウェアを使うことができるようになります。こちらのスーツも乾式電極で動作します。
スタジオ用のウェアと同様に、太ももの前後のレベル調整が可能で、他にも肩や腕の電極など、様々な部位を刺激できるようになっています。ウェアはトップスとズボンのツーピース構造で、着用が簡単で、自身に合うサイズを選ぶことができます。スーツの刺激は、実績のあるスタジオ機器 XBody Actiwear によって操作可能。このサービスは販売・サブスクリプションモデルとして提供される予定です。