成長するためのマインドセット 知るのが早ければ早いほうが良い!

リーダーシップ/フォロワーシップ

率先垂範し、自ら先陣を切って行動する

何かに挑むとき、一人の力でできることは限られています。

これは、リーダーに限らず、メンバー自身の立場であっても同様です。
なので、周りの人に協力を求めることも多いでしょう。しかし、権力や状況を盾にした強制力を働かせるような協力の求めや、自分本位に考えていては、助けを得ることは難しく、孤立してしまいがちです。

では、人はどのような人についていくのでしょうか?

一つは、本気になって自分自身が自ら先頭にたって行動を始めること。

率先垂範して一生懸命な人間には心動かされる人も多いと思います。

そして、そのための行動を起こすためには、勇気と信念と成功した結果のビジョンを持つことが重要です。

これを常に意識して行動することで、行動の軸が定まり、自身を成長させりことにつながります。

本気で伝える。その場の気休めは大悪、相手のためなら非情さも必要

よりよい人間関係は、なれ合いのその場限りの関係ではなく、血の通った信頼関係を構築することです。
そして、そのために必要なことは本気になって相手を想うこと。

仕事の上での関係だからこそ、真に信頼できる仲間を得るには、真心をもって接することもまた必要なことです。
そして、その関係に至るには、良いことも悪いことも伝えることです。

人は、嫌われることを恐れて、本当は気になることであっても表面上は気にせず流してしまうことも多いでしょう。しかし、そのまま直さずに過ごしてしまうその人は成長の機会を失い、どこかで大きな失敗をしてしまうかもしれません。

その場を繕った、小善とも呼ぶべきこの行動は、人の成長機会や将来を奪う「大悪」とも言えます。

気が付いたときに、厳しくも相手への情と勇気をもって非情でも接する「大善」が必要です。

大人になった今、叱ってくれる人がいない。また。自身も叱ったことがないというあなたは、自身の大善が何か一度考えてみてはどうでしょうか?

自分の聞き方、話し方で人の行動は変わる

人は、ついつい相手の立場を忘れて依頼や命令をしがちで、された側としては、時として不満を抱えながら行動していることも多々あるかと思います。また、結果として成果や依頼事項が達成されないこともあるかもしれません。

人は感情の生き物です。事実や依頼をそのまま伝えるだけでは、理解をしてもらえないばかりか、感情的にうまく受け入れられないこともあります。

重要なのは、「相手の立場」「相手の気持ち」をおもんばかって発言しているかどうかということです。

一生懸命に相手を理解しようとする姿勢は、ちゃんと通じるものです。

そういった姿勢は、相手の安心感や共感、聞く姿勢をもって向き合うきっかけになります。

聞く表現や表情、姿勢、声のトーンを考えて相手に合わせた伝え方・聞き方をすることを心がけましょう。

そして、その結果としてお互いの仕事の成果は高まるものと信じます。

仲間の意思決定を支援するために主体的に行動する

何かを成したり、仕事をする上では、率いるリーダーだけでなくメンバーの心持ちや姿勢こそ重要です。

メンバー一人ひとりがフォロワーシップを発揮することが重要です。

具体的には、周囲が行動するためのもととなる情報を、スピード感をもって正確に伝えることが重要です。

よくあるのが、自分はリスクを知っていたとしても、自身の仕事ではないからと放置するというケース。

自分自身の案件は失敗しないかもしれませんが、チームとしては失敗してしまうかもしれません。

「チーム」というものを我が事としてとらえて、主体的に行動・発信していくことが重要です。

結果として、チームがうまくいくばかりでなく、自身の成長や機会、周囲との信頼につながっていことと思います。

強みを知り、自覚し、発揮する

就職活動などで自己分析等をしたりして、自身の強みが何か向き合うことは何度もあったかと思います。

ある程度、自身の強みはわかっているかもしれません。それ自体は最大限伸ばすために意識して活用されているかと思います。

しかし、意外と自分が気が付かない強みというものを持っているものです。周囲にぜひ聞いてみてください。

きっと新しい気づきも多くあるはずでしょう。

そして、自分自身の強みだけでなく、人の強みというものも意識してフィードバックしてあげてください。

それぞれが、互いの強みを発見しあい、引き出しあう関係が重要です。

そして、それぞれが強みを発揮しあって合算しあったときに、チームとしてはバランスの取れた高い能力の組織に変わっていくことでしょう。

そして、これはチーム単位だけでなく、プロジェクト・会社・取引先などといった各スケールでも意識して活用できるものになるはずです。

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