こんにちは、ムジョーです。
最近、アマゾンでEMS商品を調べると、だいたい「ジェル不要」の一言が付いてる商品ばかり。
なんでジェルが要らないのかを説明したいと思います。
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EMS機器のジェルの役割
EMS(Electrical Muscle Stimulation)は、筋肉を電気の力で収縮させてトレーニングする技術ですが、
電気を流すために電極を身体に密着させなければいけません。
低周波治療器やSIXPADではジェルの粘着力によって、電極と身体を密着させることができます。
さらに、ジェルに含まれる水分によって電気をしっかり身体に伝えることができるようになっていました。
ジェルが消耗品になるのは、粘着力と水分がどんどんと少なくなることで、その役割を果たせなくなるからです。
従来のEMS機器はこのジェルの消耗によって、プリンタのインクビジネスの様に消耗品で売上を稼いでいました。
ジェルなしで使うには?
最新のEMS機器は、ジェルをつかわないことを売りにしています。
では、なんでジェルが不要になったのか?
それは、電極に使う材料と密着性の観点で商品開発が進んだからだと考えられます。
こういった商品初めに出てきたのは、SIXPAD Foot Fitだと思います。
【必見】足を鍛えるSIXPAD Foot Fit シリーズ の使い方・レビュー・注意点を紹介
ゴム電極の上に足を置くだけで、気軽にEMSが使えるという点で、今でも大人気商品です。
FootFitは自分の体重で密着させる訳ですが、これを参考にした商品がほかの部位で出て決ました。
これ以降、腹に巻くベルト型の商品の電極にゴムを使う商品が増えたように思います。
しかしながら、口コミを見る「ピリピリ」するというコメントがちらほら。
これは、ジェルの時にあった水分というところが不足していて、皮膚のところで電気抵抗が大きく、電気が筋肉に届いていない可能性があります。
無理にトレーニングを続けるのも大変に感じる方が増えそうです。
ここで、SIXPADさんは、これと違うアプローチを行いました。
独自の布製電極「エレダイン(Eledyne)」によって、生地に少量の水を含ませることで通電を可能にしました。
この生地が特殊材料で、導電性繊維をしているところがSIXPADの独自テクノロジーになります。
これによって、効果的に、ジェルなどの消耗品もいらないサステナブルな技術として今売り出しています。
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消耗品がないことで、長く安心して使えるというのは今の時代にも求められることかと思います。
トレーニング機器一つとってもこういった進歩は面白いですね。